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家族葬って、そもそも何なのさ?
はじめまして、大阪で家族葬のお手伝いをさせていただいております。フローラルホール葬祭スタッフの吉井です。最近、電車の中で新しいスーツを身にまとった新社会人をよく見かけます。その方達は新しい環境に慣れましたでしょうか?まだまだ表情に緊張が残る新社会人を見ながら、数年前はがむしゃらに働きながら、新しく仕事を覚えることにやっきになっていた頃の自分を思い出す、今日この頃でございます。そんな私も、慣れないながらも今では、新入社員に仕事を教えるような立ち位置になり、先輩とし精一杯努める毎日を過ごしております。
先日、フローラルホールに入社したばかりのスタッフから、相談を持ちかけられました。先輩として頼りにされているのだと嬉しく思いながら相談にのってみたところ、「そもそも、一般のお葬式と家族葬って、何が違うんですか?」意外と回答に困る質問をされてしまいました。これは、先輩として、葬儀社として、どのように答えるかの「度量」が試されますね。
家族葬とは何ぞや?
なぜこの質問が難しいのかと言いますと、「家族葬」というものが地域や葬儀社によって取り決めが異なり、明確な定義というものが無いからです。「家族だけしか参列できないお葬式」としているところもあれば、「少人数のお葬式」としているだけのところもございます。ただ、強いて家族葬というものがどういうものなのかを説明するとすれば、「ご遺族様の負担が少ないお葬式」といったところでしょうか
「負担が少ないお葬式」とは何ぞや?
お葬式では、ご遺族様に身体的・精神的・経済的な負担がかかります。大切な方が亡くなられたショックの中、取り急ぎ葬儀社を決めて葬儀の段取りを行い、関係者への連絡をまわさなければならず、葬儀を終えるまで一息つく暇もございません。葬儀が始まれば、参列される方への対応に追われてしまい、精神的にも辛くなっていきます。そして、参列される方が多ければ多いほど、お渡しする粗供養や振る舞われるお食事の数も増えてゆき、葬儀費用もそれに比例して増えていきます。家族葬では、参列者をご親族様、近しい友人の方々と人数をおさえることで、ご遺族様が対応に追われることなく、ゆっくり故人様との別れを偲ぶ時間をとってもらうことができます。さらに、粗供養やお食事などの数も、参列者の人数に応じておさえることができ、葬儀費用もおさえることができるというわけです。
『家族葬とは、決して、「小さいお葬式」や「安くできるお葬式」というだけではなく、
「ご遺族様が、ゆっくり故人様とお別れができるお葬式」である。』
フローラルホールで何度も家族葬をお手伝いさせていただきながら、私は家族葬というものをそのように感じるようになりました。お葬式の形式はいくつもあり、ご家族の考え方で適したお葬式のかたちは違ってくると思います。そんな中でも、家族葬というものはご家族の方のご希望によって自由なかたちでお葬式を行えるという点もメリットのひとつではないでしょうか?「どのようなお葬式が自分達に合っているのか?」、考えられる際に参考になれば幸いです。こんな風にビシッと後輩に説明したところ、ポカーンとした顔をしていました。どうやら、後輩にはいまいち響かなかったようです。先輩としても葬儀社としても、まだまだ私も精進しなければいけませんね。
最後に
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。もっと家族葬について知りたい方は、家族葬会館フローラルホールにて無料のご相談も受け付けておりますので、是非ともご連絡下さいませ。皆様のお葬式をお手伝いさせていただきますフローラルホールのスタッフが、皆様のご相談やお悩みについて親身に対応させていただきます。さらに、フローラルホールでは毎月様々なイベントを開催しております。ご家族・ご友人との交流の場として、お気軽にご参加下さい。
大阪の家族葬会館フローラルホールへのご相談、見学、イベントの参加は下記のフリーダイヤルまでご連絡下さい。