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〈YouTube新着動画〉【遺体をきれいに保つ方法】エンバーミングってなに?費用・適用する場面を解説!
フローラルホール公式YouTube更新しました!
【エンバーミングとは?】費用・メリット・デメリットを葬儀社が解説
エンバーミングとは、ご遺体の腐敗を防ぎ外見を修復する処置のことです。
見た目を整えるだけでなく長期間保存が可能になるため、ゆっくりとお別れすることができます。
歴史
その起源は古代エジプトのミイラ作りにまでさかのぼります。
近代ではアメリカ南北戦争の時代、戦死者を故郷に送り届ける際に利用されたことをきっかけに葬儀の場面で広く使われるようになりました。
エンバーミングの流れ
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専門施設への搬送
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洗浄・消毒
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衛生保全(顔や髪を整え、髭を剃るなど)
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腐敗保全と修復(体内の体液を取り除き、防腐剤を注入)
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お化粧と着付け
専門の技術者が一つひとつ丁寧に施術を行います。
メリット
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生前の姿に近いままでお別れができる
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最大50日間の保存が可能
→ 葬儀の日程を気にせず、家族の都合に合わせてお別れができる -
複数回のお別れの会が可能
デメリット
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費用が高め(15万~25万円程度)
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処置で切開を伴うため抵抗を感じる方もいる
エンバーミングを検討すべき場面
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葬儀までに1週間以上空く場合
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ドライアイスや霊安室の費用を抑えたい場合
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エンゼルケアや湯灌に比べてトータルで安くなるケースもある
まとめ
ご遺体を衛生的に長期間保ち、生前の姿に近い状態でお別れができる技術です。
費用面や処置への抵抗感といったデメリットはあるものの「ゆっくりとお別れしたい」「遠方の親族が集まるまで時間がかかる」といったご家族には大きなメリットがあります。
ご遺体の状態は時期や環境によって異なるため、迷ったときは葬儀社へ相談されるのがおすすめです。



