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〈YouTube新着動画〉【誰にも看取られず…】遺体はどうなる?増え続ける孤独死を葬儀社が解説!
フローラルホール公式YouTube更新しました!
孤独死が増加している背景について
今回は、近年増加している「孤独死」についてお話ししたいと思います。
孤独死とは
孤独死とは、ご自宅などで誰にも看取られることなく亡くなり、発見までに時間がかかってしまうケースを指します。
近年、この孤独死が増えてきており社会的にも大きな問題となっています。
孤独死が増える背景
孤独死の増加には、いくつかの要因が関係しています。
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核家族化:家族が別々に暮らすことが当たり前になり、同居する人数が減少。
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地域コミュニティの希薄化:近隣とのつながりが薄くなり、異変に気づかれにくい。
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経済的困窮:生活に余裕がないことで、孤立感が強まりやすい。
こうした要因が重なり、孤独死は年々増加傾向にあります。
孤独死における遺体の状況
病院で亡くなられた場合と違い、孤独死では死後すぐに適切な処置ができません。
そのため遺体の腐敗が進行し
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夏場は2〜3日、通常でも5〜7日ほどで腐敗臭が外に漏れる
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顔や体の色が大きく変化する
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虫が発生する場合もある
といった状況が起こります。
葬儀の進め方
孤独死の場合、まず警察による調査が行われ、事件性がなければご遺族に連絡が入ります。
その後、葬儀社が故人様をお預かりします。
ただし腐敗の進行状況によっては、故人様のお顔を確認できない場合もあり
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棺の蓋を閉じたまま葬儀を行う
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先に火葬を行い、遺骨で葬儀をする「骨葬」
といった方法が取られることもあります。
また、ご希望によっては「エンバーミング」と呼ばれる遺体の修復作業を施すことで、お別れの時間を持てるケースもあります。
孤独死を防ぐために
孤独死は誰にでも起こり得る問題です。
少しでも防ぐためには
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家族と定期的に連絡を取り合う
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地域の集まりやコミュニティに参加する
といった日常のつながりを大切にすることが重要です。
まとめ
孤独死は、核家族化や地域のつながりの希薄化など、現代社会特有の背景が大きく影響しています。
発見が遅れることでご遺体の状態も大きく変わり、葬儀の形にも制約が生じることがあります。
しかし、家族や地域とのコミュニケーションを保つことで、孤独死を防ぐ可能性は高まります。
フローラルホールでは、万一の際にもご家族様が安心してお見送りできるよう状況に合わせた葬儀のご相談を承っております。