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ご挨拶
皆様、こんにちは。
フローラルホールの代表、坂本です。
今回は当ホールの事を少しお話したいと思います。
皆さんは互助会や互助制度についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
『会員に入っておけば安心』だとか、『積み立てみたいだし、いざという時にも遺された家族に負担を掛けないからいいんじゃないか』など、良い意見がある一方で、積み立てした全額が使えない事があったりや、積み立てした以上の高額な代金請求された、などのトラブルも絶えません。
そもそも互助会(正確には冠婚葬祭互助会といいます)の成り立ちを紐解いてみると、昭和23年に横須賀市で誕生したのがきっかけです。
互助、というのはその名の通り、『皆で費用を出し合って葬儀の用具の代金や葬儀会館を作ろうよ、そうやってお金を出して助けて貰った人にはその会館でお葬式ができるよ』という趣旨です。
昭和23年といえば、先の不幸な戦争が終わったばかり。復興中で、何も無かった時代です。生活もままなりません。
そんな状況下でそうした制度が根付いていったのも頷けます。
翻って現代はどうでしょうか。
モノが余ってデフレの時代で、銀行の金利はほとんど0。
タンスにしまっているのとほとんど変わらないといった状況です。
互助制度は経済産業省によって前払式特定取引業者として許可を受けて運営しています。
ですが、お客様からお預かりした半分のお金しか保全しなくて良いことになっています。
残りの半分は新しい会館を建てる費用にしたり、働いている人の給与等になります。
もし、万が一倒産してしまえば、積み上げた費用の半分しか返さなくて良い、という事を国が認めている事になります。
互助の当初の目的からはいささか乖離してきているように思えます。
こういった点を踏まえ、果たして互助制度というものが本当に必要なのか?と私は考えました。
人の死というものは、老若男女問わず、等しく降りかかります。
不幸なことですが、死というものは誰にでも絶対に避けられない運命で、なおかつ、いつ起こるかわからない厄介なものです。
残念ながら、準備が出来ている人ばかりではないのです。
ですから、『いつ、どんな状況でも誰もが同じ低価格で葬儀が行える』事が重要だと思っています。
そのため、私達のホールでは互助制度はおろか、会員制度すらありません。
(どんな葬儀をしたいかというお客様の情報を残しておくための情報格納カードはあります)
当ホールで行う際は式場使用料などといった追加の費用などもありません。見積書を見て気に入らなければ、遠慮なくお断り下さい。
万が一何があっても安心して任せて連絡して頂ける、そんな葬儀社でありたいと思っています。
※もちろんではありますが、事前のご相談などは承っております。どんな些細なことでも、お問い合わせ下さい。