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遺影写真ってどう選べばいいの?良い写真の選び方!
自己紹介
皆様こんにちは、フローラルホールで制作スタッフをしております。フローラルホールの広報及び制作を担当しており、皆様の前に出ることは、ほとんどございません。裏方として、お葬儀のお手伝いをさせて頂いております。例えば会館前に設置する、告知文や『 遺影写真 』の作成など私の仕事です。ご家族の方から、お預かりしたお写真を元に『 遺影写真 』を作成するわけですが、大抵の場合亡くなられた直後に、故人様のお写真を選ぶ場合が多いでしょう。写真を探し、選ぶだけでも一苦労です。役所手続きや葬儀社選び、葬儀の内容や参列者への案内など、決めないと行けない事は、たくさんございます。そこで今回、紹介させて頂きたいのは『 良い遺影写真の選び方 』です。知っておきたい3つのPOINTをご紹介致します。
遺影写真とは。
お葬式をする上で『 遺影写真 』は、残る家族に向けて見せる、故人様最後の生前のお姿です。会場祭壇付近に飾り、亡き故人様を偲ぶ大切な物の一つです。そんな大切な物だからこそ、事前に良い写真を、準備しておく事をオススメ致します。多くの場合は、葬儀社が写真を預かり、遺影写真を作成致します。フローラルホールでも、遺影写真の作成編集を行っております。実際に仕上がった、遺影写真を手に取り、家族の方が驚くのは、その大きさです。「 想像より大きいですね!」と聞く事があります。そこで、最初に知っておきたいのは、【 サイズ 】です。一般的な遺影写真のサイズは、『 四つ切サイズ 』といい、ヨコ25.4㎝×タテ30.5㎝の大きな物になります。黒額に入れ、黒いリボンをあしらった物を、皆様は想像なさるのではないでしょか?最近は黒にこだわらず、パープルやピンクと言った、明るい額色を選んだり、花のリボンを付る方が増えています。葬儀式終了後、ご自宅に持ち帰り、お仏壇やリビングに飾る事を考えて、額の色を選ぶのも良いのではないでしょうか。
ここまでの押さえておきたいPOINT
■遺影写真は、残る家族に見せる最後の姿!
■遺影写真のサイズは大きい!
■額やリボンの色を選ぶことが出来る。
POINT1:遺影写真の選び方!家族が想う故人の姿!
「最近撮った写真が無いのですが、若い頃の写真じゃダメですか?」と言う質問を良く受けます。もちろん、亡くなられる時期に、近いお姿の写真が好ましいです。残る家族の思い出に一番近いお姿である事、さらにその方の、生きた証でもあるからです。しかし生前重病を患っており、良い写真が無い場合も、あるかと思います。その場合は、元気な姿のお写真を選ぶと良いでしょう。言うならば、良い悪いにこだわらず、家族の記憶に一番強く残る、故人様のお姿に、近い物を選ぶ事が大事なのです。次に多い質問ですが、「笑顔の写真なのですが遺影写真に使ってもかいませんか?」という質問です、答えは『 問題ありません 』。例えば、したの画像を参考にご覧下さい。
どの写真も、人物が鮮明に写っており綺麗な写真です。しかし写真の表情により、受ける印象は異なります。想像してみて下さいアナタなら残る家族に、どんな表情でお別れしたいですか?それが遺影写真を選ぶ際に一番大事な事ではないでしょうか。
ここまでの押さえておきたいPOINT
■遺影写真は家族が一番記憶にある姿を選ぶ!
■最後のお別れは、家族へ向けて最高の笑顔で!
■遺影写真は生きた証である!
POINT2:適正なサイズ
先に書きましたが、遺影写真は『 四つ切サイズ 』に引き伸ばして作成します。引き伸ばすには、それなりに画質が良い必要があり、ボヤケて写っていたりすると、仕上がりが良くありません。多少の汚れや傷などは、編集出来るのですが、画質自体が悪かったりサイズが小さ過ぎると、適していません。分かりやすく適正サイズを言うならば、右手の親指と人差し指をひっつけて輪を作って下さい。個人差はありますが、その輪位に写っていればかなり綺麗な遺影写真が作る事ができます。実際に持ち込む場合は、写真原本よりデジカメ等のデータがあると尚良い。葬儀社により、多少の違いはありますが下の左画像の様に髪の部分に花が掛かってしまった様な写真でも、編集で消す事が出来ます。フローラルホールでは、更に洋服を合成したりする事も可能です。
ここまでの押さえておきたいPOINT
■ボヤケていない写真を選ぶ。
■指で輪を作ったサイズ位が好ましい!
■なるべくデータで持ち込む方が好ましい。
POINT3:家族の為に事前準備!
ここまで写真の選び方や、サイズの話をさせていただきました。ここからが一番大切です。まず大切な家族が亡くなった直後から、打ち合わせや準備といった『決めないといけない』事がたくさんあります。その中で遺影写真を探し、選ぶ事になります。そんな状況で遺影写真を選ぶだけでも大変な作業です。もしもの時に供えて遺影写真を予め決めておくことをオススメ致します。もし良い写真が無い場合は、この機会に写真撮影をしてみてはいかがでしょうか?フローラルホールでは、年に1~2回遺影写真撮影会(無料)を行っております。広報誌やDMでお知らせいたしますので、チェックしておいて下さい!
最後に
最後までご拝読いただきまして誠にありがとうございました。遺影写真について、お話させていただきましたがいかがでしたでしょうか?遺影写真とは、家族に見せる最後の表情であります。一度ご自宅にあるアルバムを、家族皆様で見てみてはいかがでしょうか?素敵な写真がたくさん出てくるかもしれません。